2014年8月25日

インプラント治療Q&A

Q.インプラントの噛み心地はどうですか?
A.入れ歯の場合、 噛む力は天然歯の五分の一程度で、食べられるものにも制限があります。一方インプラントの噛む力は、天然歯とほぼ同程度で、固いものでも自在に噛み切ることができます。

Q.歯がほとんどない状態ですが、インプラントは可能ですか?
A.歯がほとんどない、あるいは1本もない場合でもインプラントによって固定性の歯を作ることができます。例えば6~8本のインプラントを入れれば、完全な歯列を再現させることも可能です。また2本程度のインプラントを入れ磁石などを使って入れ歯を安定させる方法もあります。

Q.治療期間中、食事は普通にとれますか?
A.数日間は軟らかいものを食べていただき、その後は、普通食が食べられるようになります。前歯の場合は見た目が重要なので、仮歯を入れます。奥歯や噛む箇所がない場合は、仮の入れ歯を作ることがあります。いずれにせよ必ず食事がとれるようにします。

Q.インプラントをするのにCT撮影は必要ですか?
A.レントゲン撮影では、だいたいの骨の高さなど二次元的な情報がわかりますが実際の骨の厚みや凹凸がわかりません。当院では骨の固さや神経の位置など正確な判断をするために、すべての方にCT撮影をお願いしております。安全にインプラントを行う上でCT撮影は非常に重要なことです。

Q.骨が少ない場合はどうするのですか?
A.インプラント予定部位に十分な骨がない場合、骨を造成することが出来ます。ただその場合費用や期間がかかるため、とりあえず骨が十分ある場所にインプラントをしたり、短いインプラントを用いたりするケースもあります。

Q.インプラントに保障期間はありますか?
A.当院の保障期間は10年です。ただし、4~6ヶ月に1度のクリーニングを受けていただく必要があります。

Q.良いインプラント医の見分け方を教えてください!
A.事前の説明が丁寧で希望や抱えている問題などの話を、しっかり聞いてくれること。金額が高額になることが多いので、長い保障期間(5年以上)で支払いに柔軟性があること。ある程度の症例数をこなして経験が豊富なこと。学会やセミナーなどで最新の情報を常に得ていること。

Q.喫煙がインプラントの成功率に影響すると聞いたのですが?
A.喫煙者ががん・心臓病・脳卒中・歯周病などの罹患率が高いことは知られています。喫煙からくる血管収縮・血流障害・白血球の機能障害などがマイナス因子となって、インプラント治療に悪影響を及ぼすそうです。喫煙者は非喫煙者より2倍近い失敗が見られたという研究結果の報告もあります。可能であればこの機会に禁煙されることをお勧めします。
Q.インプラントは身体に影響はありませんか?
A.チタン製で表面処理されており、金属アレルギーも心配はいりません。手術の成功率も95%以上で、身体には何も問題はありません。

Q.インプラントは何年ぐらいもちます?
A.インプラントの成功基準は10年です。ですから10年は持たなければならないと考えてもよいと思います。実際1960年代に埋め込まれたインプラントが現在も機能しているという事実から、衛生状態が良ければ、長期間にわたって良好に機能することも可能です。
逆に手入れが悪いと、インプラントの寿命が短くなることも十分考えられますので、日ごろのお手入れが大切です。

Q.保険はきかないの?
A.保険外の自費治療です。尚、医療費控除が使えます。

Q.インプラントの手術は何歳ぐらいまでできますか?
A.インプラントの手術自体は、何歳になっても可能です。全身的に特に手術に影響するような病気などがなければ大丈夫です。病気もなくお元気であれば問題ないでしょう。逆に若い人の場合は、成長期を過ぎて、骨の成長変化がなくなった20歳前後からがよろしいでしょう。
Q.インプラントができない人がいると聞きましたが。
A.年齢的には特に若年以外は問題ないのですが、全身的に例えば、血液疾患や免疫不全、化学療法を行っている方、精神神経症の方、妊娠中の方は避けた方がいいでしょう。その他、狭心症の方は最近1~2ヶ月間発作がなければ、インプラント治療は可能です。心筋梗塞をされた方は、発作後6ヶ月以上経過して、他に問題がなければ可能です。ただし十分な全身管理が必要です。高血圧症の方は最高血圧が160mmHg以上、最低血圧が100mmHg以上のどちらかの場合は高血圧の治療を優先した方がいいでしょう。糖尿病の方は、コントロールされているならば、インプラント治療が可能です。つまり、空腹時血糖値が140mg/dlへモグロビンA1cが6.5%以下であれば大丈夫です。

Q.インプラントの治療期間はどの位ですか?
A.上顎では4~7ヶ月、下顎では2~4ヶ月です。上顎と下顎では骨の質が違うのでこういう期間の違いがでてきます。上顎は皮質骨(外側の硬い骨)が薄くて、骨髄が粗い(密ではない)ので、インプラントがしっかり骨と結合するのに時間がかかります。もし、骨を作る手術を併用した場合は、上顎で最低12ヶ月、下顎で6ヶ月は要すると思ったほうが良いでしょう。

Q.インプラント手術は、痛くないですか?
A.術中は、むし歯を取る時と同じ麻酔を使うので痛くありません。術後は鎮痛剤を服用していただくので、大丈夫です。
Q.お手入れはどうすればいいのですか?
A.長持ちさせるために、定期検診と正しいケアを行ってください。そして、最も重要なことは、毎日のお手入れです。指導された正しいブラッシング方法で磨き、4ヶ月に1 度は必ず定期検診を受けてください。定期検診では、ブラッシング指導や歯ぐきと噛み合わせチェックなどを行い快適な口腔内環境が維持できるようにします。

Q.腫れませんか?
A.個人差がありますが、骨の移植を行ったり、多数本のインプラントを同時に埋入する手術をしなければあまり腫れることはありません。

2014年8月21日

矯正治療Q&A

Q.矯正治療とはどういった治療ですか?また、歯並びを治すとどんな良いことがあるのですか?
A.矯正治療を簡単に説明すると、種々な装置を使って歯を移動させることにより、良好な歯並びを作っていく装置のことです。
歯の根っこ(=歯根)は骨の中にありますが、歯に力を加えると歯根の周りの骨が作りかえられることにより歯は動くのです。
そしてその結果得られる良い歯並びは健康で美しい笑顔の第一ポイントで、生き生きとした表情を作り出します。

また歯並び・かみ合わせを良くすれば、ムシ歯や歯周病、そして顎関節の病気を予防するばかりでなく、正しくかむことで胃腸の働きを助け、全身のバランスを良くします。
さらに外観的なコンプレックスを解消し、心身ともに健康な生活を送る助けとなります。
つまり矯正治療は単に見た目の改善にとどまらず、全身の健康や心理面にも影響があります。

Q.いつから矯正治療を始めるのが良いのでしょうか?
A.成長期の子供さんの矯正治療の開始時期は、各患者さんの不正咬合の状態によって適したタイミングが異なりますので、何歳からという線引きはできません。
一般的には、上下のあごの骨の成長バランスに問題があったり、ある特定の歯に強い負担がかかるようなアンバランスなかみ合わせの場合は、歯のはえかわり時期で乳歯が多数残っている段階からの早期治療が必要ですし、逆にそのような問題点が特になく単にガタガタの歯並びのような場合は、永久歯がはえ揃うまで待ってから本格治療を開始するケースもあります。
また、すでに全ての永久歯がはえ揃っている年齢以上の方であれば、いつでも矯正治療を開始することが可能です。
ですから、歯並び・かみ合わせに関して何か気になられたら、とりあえず御相談いただけたらと思います。

Q.矯正装置について教えてください。
A.矯正装置には多数の種類がありますが、大別すると、主に歯のはえかわり時期の早期治療に使用する取りはずし式の装置(一部、固定式の装置を使うこともあります。また取りはずし式でも、お口の中に入れて使うものと外からあごにあてて使うこともあります。)と、永久歯列期の本格治療に使う固定式のマルチブラケット装置(=歯の表面に固定して使う針金をかけていく装置)があります。
マルチブラケット装置には金属色のもの以外に乳白色の比較的目立ちにくいのもありますが、これも使用する針金部分は金属色です。
さらに、歯列の内側に装置をつける、いわゆるリンガル矯正装置もありますが、使用できるケースに制約がある上に、汚れがたまりやすく、しゃべりにくい、また、治療費用が高いなどの欠点もあります。

Q.矯正治療で歯を抜くのはどのような場合ですか?
A.矯正治療の最終的な目標は、上下の永久歯が上下のあごの骨の上に無理なく並び、かつ機能的なかみ合わせと審美的な口もとを作りあげていく事です。
これに対して様々な不正咬合の多くは、歯とあごのバランスがとれていないがゆえの不正な状態ですので、その程度が軽度であれば歯を抜かなくても治療できる場合もありますが、ある程度以上の場合は歯を抜いて、その抜いたスペースを使って残りの歯を整えていかなければ安定した状態を作り出すことが出来ません。
つまり、歯の数が多くてもきちっとかめていない歯並びよりは、少し数を減らしてでも残りの歯が全て機能している方が良いのです。

Q.矯正治療期間はどれ位かかるものなのですか?
A.矯正治療期間はケースによって異なりますが、マルチブラケット装置による永久歯列の本格治療の期間は通常、歯を抜かないケースで1.5~2.5年位、歯を抜く必要があるケースでは2.5~3.5年位です。
また、まだ乳歯が残っている時期から早期治療が必要な場合は、当然治療期間は長くなります。
さらに、上下のあごの骨のバランスは治療期間を左右します。
すなわち、上下のあごの骨は歯を並べていく土台ですので、その土台がずれているほど難しいケースとなり、治療期間は長くなります。
通院ペースは通常月1回です。

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